kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

介護における「ケセラセラ」 〜 毎日が新たな冒険

みなさん、こんにちは!私は介護士として老人ホームで働いている「かいごの木」です。今日は、介護の世界で学んだ大切なこと、それが「ケセラセラ」の精神です。老人ホームでの日常は、予測不可能で、感動的な瞬間でいっぱいです。ここでは、その一部をシェアしたいと思います。

 

まず、老人ホームの日常は、どんな計画を立てても、予期せぬ出来事がいつでも起こりえることを学びました。おじいちゃんやおばあちゃんたちの健康状態は日々変わります。昨日元気だった人が、今日は元気がないこともあります。ですが、それこそが「ケセラセラ」の精神。計画通りにいかないことを受け入れ、柔軟に対応することが必要です。

 

たとえば、ある日、予定されていたアクティビティが雨のために中止せざるを得なくなったとき、私たちは笑顔で新しい計画を立てます。雨の日には室内で楽しいゲームやおしゃべりの時間を楽しむことにしましょう。そうやって、老人ホームの住民たちと一緒に楽しい時間を過ごすことができるんです。

 

また、「ケセラセラ」の精神は、認知症を抱える方々との接し方にも役立ちます。認知症のある方々は、日常的に過去の出来事を覚えていないことがあります。ですが、その瞬間を楽しむことはできます。彼らの瞬発的な笑顔や驚きの瞬間は、何もかも忘れてしまう前に、私たちの心に残るものなのです。

 

また、老人ホームでの介護の仕事は、感謝の瞬間でいっぱいです。時には、おじいちゃんやおばあちゃんたちから「ありがとう」の言葉をもらうことがあります。その瞬間は、私たちの仕事の意味を思い出させてくれるものです。しかし、感謝の言葉を期待しているわけではありません。老人ホームの住民たちが快適で幸せに過ごせるように助けることが私たちの仕事なのです。そのために尽力することが報われる瞬間です。

 

そして、老人ホームでの介護の仕事は、時には辛い瞬間もあります。住民たちが健康を損なうことや、彼らの健康状態が悪化することは避けられない現実です。ですが、「ケセラセラ」の精神を持って、私たちはできる限りのサポートを提供し、住民たちの安心と快適さを最優先にします。そして、彼らとその家族とともに、困難な瞬間を共に乗り越えることができるのです。

 

最後に、老人ホームでの介護の仕事は、日々が新たな冒険であると感じます。予測不可能な出来事、感動的な瞬間、感謝の言葉、そして辛い瞬間。これらすべてが私たちの仕事に含まれています。それでも、私たちは「ケセラセラ」の精神を持って、老人ホームの住民たちに最高のケアを提供し続けます。

 

老人ホームでの介護の仕事は、一般的に報酬が少ないと言われていますが、その価値は計り知れません。私たちは、尊敬され、感謝される仕事をしていることを誇りに思います。そして、毎日が新たな冒険であることを楽しんでいます。

 

ケセラセラ」の精神を持ち、老人ホームの住民たちと共に、笑顔と感動の瞬間を共有しましょう。介護の仕事は決して簡単ではありませんが、それが私たちの使命です。ありがとう、老人ホームの住民たち、そして介護仲間たち。これからも一緒に頑張りましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。