kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

怒ることで人は優位になれない

介護の現場で、怒りを感じること 老人ホームで働く介護士の皆さん、日々ご利用者様と接する中で、怒りを感じることってありませんか? 思い通りに動いてくれないご利用者様 同じことを何度も繰り返すご利用者様 理不尽な要求をするご利用者様 つい声を荒げて…

幻覚も妄想も本人にとっては事実

介護の仕事をしていると、入居者様が幻覚や妄想を経験する場面に遭遇することがあります。「そこに誰もいないのに、誰かと話している」「自分が盗まれたと訴えている」「テレビの中のタレントが自分に話しかけてくる」など、私たちにとっては理解できない言…

できないことを悪いことと捉えない

私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。毎日、利用者様の生活をサポートする中で、様々な喜びや葛藤を経験します。 特に、利用者様が何かを「できない」と自覚し、落ち込んでしまう姿を見ると、胸が締め付けられるような気持ちになります。 介護…

人の悩みを吸い込まないようにする方法

介護士の仕事は、利用者様と深く関わり、心身ともに寄り添うことで、生活の質を高めることです。しかし、利用者様の抱える悩みや苦しみを日々聞き続ける中で、自分自身の心身が疲弊してしまうケースも少なくありません。 なぜ人の悩みを吸い込んでしまうのか…

辛いことはノートに書いてやり過ごす

介護士の仕事は、やりがいがある一方で、心身ともに大きな負担がかかる仕事です。入居者様の心身のケアに責任を持ち、時には重い介護動作をこなす必要もあり、精神的にも肉体的にも疲労が溜まりやすい環境です。 辛い気持ち、どこで吐き出していますか? 日…

本当に大切なものに、心から気づけるのだろうか?

私は老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。日々、高齢者の方々と接する中で、人生の様々な喜びや悲しみ、そして後悔を聞くことがあります。 そして、多くの方が口にするのが、「本当に大切なものに気づいたのは、もう遅かった」という言葉です。…

「ちゃんとした自分」をあきらめる

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々多くの高齢者の方と接する中で、「ちゃんとした自分」という概念に縛られている人々に多く出会います。 彼らは、過去の栄光や理想の自分に固執し、今の自分を受け入れることができずに苦しんでいます…

自分を知らないから、他人のこともよく分からない

私は、老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。日々、入居者様の心身に寄り添い、生活支援を行う中で、ふと「自分自身のこと」を深く考えるようになりました。 自分を知ることの難しさ 入居者様の気持ちや行動を理解し、適切なケアを提供するため…

すべては導かれている

介護士という仕事との出会い 幼い頃から人の役に立つ仕事に就きたいと思っていました。そんな私が介護士という仕事を選んだのは、祖母が介護施設に入所したことがきっかけです。当時、介護職員の方々が祖母に寄り添い、温かく接する姿に感銘を受け、私も同じ…

相手の心の声を口に出してみることで変化が起こる

私は老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。長年、多くの高齢者の方々と接する中で、あることに気づきました。それは、「心の声を口に出してみる」ことで、驚くほど変化が起こるということです。 心の声を閉ざしてしまう理由 高齢者の方々…

自分が幸せな気分でいたら、周りの人も幸せになれる

老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。 今日は、「自分が幸せな気分でいたら、周りの人も幸せになれる」というテーマについて、介護士としての日々の経験を踏まえながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 介護の現場で感じる幸せ 介護…

悪意を受け取らない生き方

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々、ご利用者様の生活を支える中で、様々な感情に触れます。喜び、悲しみ、怒り、そして悪意。 悪意という言葉は、重たい響きを持っています。誰かに嫌われたり、攻撃されたり、傷つけられたり…。そん…

一見不運に見える出来事

私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々ご入居者様と接する中で、様々な出来事に出くわします。中には、一見不運に見える出来事も少なくありません。 例えば、入居者様が転倒して骨折してしまうこと。これは本人にとってもご家族にとっても辛…

今日は、自分のために何をする?

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。 毎日、「何もすることがない」と嘆く高齢者の方々を見て、ふと考えたことがあります。「私たちは、今日自分のために何をする?」 充実した一日を送るために 私たちは、高齢者の方々に「充実した一日」を…

なんだか幸せ、小さな幸せ探し

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。 今日は、なんだか心が重たい日。そんな時、私は「小さな幸せ探し」をします。 介護の仕事は、日々たくさんの課題や困難に直面します。利用者様の体調変化やご家族とのトラブル、人手不足…挙げればキリが…

今生きていることの意味

私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々、高齢者の方々と接する中で、人生の様々な側面に触れ、多くのことを学んでいます。その中で、特に多くの方が抱えているのが、「今生きていることの意味」という問いへの答えです。 長年、家族のために…

自分の心を知る時間を作るには?

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。日々、ご利用者の方々の心身に寄り添い、充実した生活を送れるようサポートする仕事は、やりがいを感じると同時に、責任重大で、心身ともに大きな負担がかかることもあります。 そんな中で、「…

認知症と非認知症:介護士の視点

私は老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。日々、ご利用者様と接する中で、認知症と非認知症の違いについて考えることがあります。同じ「もの忘れ」でも、その意味は大きく異なるのです。 認知症とは、脳の病気によって記憶力や判断力などが低下…

心の借金、溜まっていませんか?

誰しも、心のどこかで「罪悪感」や「後悔」といった負の感情を抱えているものです。 過去の失敗や、誰かを傷つけてしまったこと、あるいは、もっと努力できたはずだという思い…そういった心の重荷は、まるで「心の借金」のように私たちを苦しめます。 心の借…

人生における問題すべて自分に原因がある

「人生における問題すべて自分に原因がある」という考え方は、時に厳しい響きを持ちます。しかし、この考え方を深く理解することで、私たちはより主体的に人生を歩むことができるようになります。 問題の原因はどこにあるのか? 確かに、人生には理不尽な出…

幸せは心のありように比例する

私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。 日々、ご利用者様の生活を支え、少しでも快適に過ごせるよう努めています。ご利用者様の中には、様々な悩みや不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。 しかし、そんな中でも、明るく前向きに生活を送…

頭で知っていること、本当にわかっていること

私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。毎日、入居者の方々と接する中で、様々なことを考えさせられます。 介護の仕事は、知識や技術も必要ですが、それ以上に大切なのは、入居者の方の気持ちに寄り添うことです。しかし、頭では理解していても、…

誰からも傷つけられる必要はない

あなたは誰かに傷つけられた経験がありますか? 心無い言葉、理不尽な態度、暴力… 傷つけられる経験は、私たちの心に深い傷跡を残します。 そして、その傷跡は、自信喪失、人間関係への不安、生きづらさなど、様々な形で私たちの生活に影響を与えていきます…

頭のスランプ、抜け出せなくて苦しいあなたへ

誰もが経験する頭のスランプ。仕事や勉強、趣味など、どんな分野でも壁にぶつかり、思うように成果が出ない時期は誰にでもあります。そんな時に焦りや不安を感じるのは当然のことです。 「あれ?最近なんか頭が回らない...」 そう感じたことはありませんか?…

心と言葉と行いを一致させるには?

「心と言葉と行いを一致させる」って、簡単そうで難しいですよね。 誰しも、心の奥底では「こうありたい」という理想像を持っているものです。しかし、いざ行動に移そうとすると、様々な壁にぶつかってしまう。 「本当はもっと優しく接したいのに、ついイラ…

2024年訪問介護報酬引き下げで起こること

老人ホームで介護士として働いる「かいごの木」です。 今日は、2024年から実施される訪問介護報酬引き下げについて、介護現場のリアルな声をお伝えしたいと思います。 報酬引き下げが意味するもの 2024年4月から、訪問介護の基本報酬が2~3%引き下げられま…

あなたにとって少なければ少ないほどいいものとは何ですか?

あなたにとって、少なければ少ないほどいいものは何ですか? モノ?人間関係?仕事?時間? 私は、「悩み」だと思います。 悩みが多いと、心が重くなり、行動が鈍くなります。 また、悩みばかり考えていると、本来やりたいことに集中できなくなってしまいま…

心のバランスを崩したときに見えたもの

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。 この仕事を始めて20年が経ちました。 これまで、多くの高齢者と関わり、多くのことを学びました。 しかし、そんな私にも、心のバランスを崩してしまったときがありました。 そのときは、入居…