kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

辛いことはノートに書いてやり過ごす

介護士の仕事は、やりがいがある一方で、心身ともに大きな負担がかかる仕事です。入居者様の心身のケアに責任を持ち、時には重い介護動作をこなす必要もあり、精神的にも肉体的にも疲労が溜まりやすい環境です。

 

辛い気持ち、どこで吐き出していますか?

日々の業務で辛いことがあっても、周囲に弱音を吐き出すのは難しいと感じる介護士の方も多いのではないでしょうか。入居者様やご家族、同僚に心配をかけたくない、愚痴を言っていると思われるのが怖い、といった気持ちから、一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。

 

しかし、辛い気持ちを溜め込み続けると、ストレスが溜まって体調を崩したり、仕事へのモチベーションが低下したりする可能性があります。

 

ノートに書くことで得られる効果

そんな時におすすめなのが、辛い気持ちをノートに書き出すことです。ノートに書くことで、以下のような効果を得ることができます。

 

  • 気持ちを整理する

頭の中だけで考えていると、感情的になりやすく、気持ちがごちゃごちゃになってしまうことがあります。ノートに書き出すことで、自分の気持ちを客観的に見ることができ、整理しやすくなります。

 

  • ストレスを発散する

辛い気持ちを書き出すことで、溜まっていたストレスを発散することができます。文字に書き出すことで、気持ちが浄化され、気持ちが落ち着きます。

 

  • 問題解決のヒントになる

辛い出来事を書き出すことで、その原因や解決策を考えることができます。客観的に状況を分析することで、新たな視点を得られることもあります。

 

辛い気持ちを書き出す際のポイント

  • 誰にも見られない場所で書く

誰かに見られることを気にせず、自由に書き出すことが大切です。

 

  • 具体的な状況を書く

いつ、どこで、誰と、どのようなことがあったのか、具体的な状況を書くことで、気持ちを整理しやすくなります。

 

  • 自分の気持ちを正直に書く

良いことだけではなく、悪いことも、素直に自分の気持ちを書き出すようにしましょう。

  • 書き出す頻度を決める

毎日書く必要はありません。辛いと感じた時や、気持ちが煮詰まった時に書き出すようにしましょう。

 

辛い気持ちを乗り越えるためのヒント

ノートに書き出す以外にも、以下のような方法で辛い気持ちを乗り越えることができます。

  • 信頼できる人に相談する

家族や友人、同僚など、信頼できる人に相談することで、気持ちが楽になることがあります。

 

  • 趣味や好きなことに没頭する

仕事以外の時間を充実させることで、ストレスを解消することができます。

 

  • 休息を取る

疲れている時は、無理せず休息を取るようにしましょう。

 

  • 専門家に相談する

一人で抱え込み、辛い気持ちが改善されない場合は、カウンセラーなどの専門家に相談することを検討しましょう。

 

おわりに

介護士の仕事は、決して楽な仕事ではありません。しかし、辛い気持ちを抱え込んだままでは、仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまいます。

 

ノートに書き出すことで、気持ちを整理し、ストレスを発散することができます。辛い時はぜひ、ノートを活用してみてください。

 

このブログを読んで、少しでも気持ちが楽になっていただければ幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。