私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々ご入居者様と接する中で、様々な出来事に出くわします。中には、一見不運に見える出来事も少なくありません。
例えば、入居者様が転倒して骨折してしまうこと。これは本人にとってもご家族にとっても辛い出来事です。
しかし、転倒をきっかけに体の状態を見直したり、リハビリテーションを頑張ったりすることで、以前よりも元気になられる方もいらっしゃいます。
また、認知症の入居者様が大切な物をなくしてしまうこともよくあります。ご本人はもちろん、職員も必死に探しますが、見つからないこともあります。
しかし、探し物が見つからないという経験が、入居者様にとって大切な思い出になることもあるのです。
不運は成長のチャンス
一見不運に見える出来事は、実は成長のチャンスであると私は考えています。入居者様は、不運な出来事を乗り越えることで、より強く、よりしなやかに成長されます。
そして、私たち介護士も、入居者様と共に不運な出来事を乗り越えることで、より良い介護を提供できるようになるのです。
大切なのは視点
不運な出来事をどのように捉えるかは、視点次第です。不運な出来事を単なる不幸な出来事として捉えるのではなく、成長のチャンスとして捉えることができれば、人生はより豊かになると思います。
介護士の役割
介護士は、入居者様が不運な出来事を乗り越えられるよう、寄り添い、支える役割を担っています。入居者様の気持ちに寄り添い、話を聞き、励ましの言葉をかけること。
そして、入居者様が自分自身の力で問題を解決できるよう、サポートすること。これが介護士の大切な仕事です。
終わりに
人生には、不運な出来事はつきものです。しかし、不運な出来事は決して悪いことではありません。不運な出来事を乗り越えることで、私たちはより強く、より幸せになれるのです。
介護士として、入居者様が不運な出来事を乗り越えられるよう、これからも全力でサポートしていきたいと思います。
このブログを読んで、少しでも皆様の気持ちが楽になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。