kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

悪意を受け取らない生き方

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々、ご利用者様の生活を支える中で、様々な感情に触れます。喜び、悲しみ、怒り、そして悪意。

 

悪意という言葉は、重たい響きを持っています。誰かに嫌われたり、攻撃されたり、傷つけられたり…。そんな経験は、誰にとってもつらいものです。

 

介護の現場でも、悪意を感じることは少なくありません。ご利用者様から暴言を吐かれたり、職員同士で陰口を言われたり…。そんな時、どうすれば心を守ることができるのでしょうか?

 

悪意を受け取らないために

  1. 「悪意」は相手の問題

まず大切なのは、「悪意」は相手の問題であることを理解することです。相手がどのような意図でその言葉を言ったのか、その行動をとったのか、私たちにはコントロールできません。

 

  1. 「自分」にフォーカスする

相手の問題に囚われるのではなく、「自分」にフォーカスすることが大切です。自分がどのような気持ちになったのか、なぜそのような気持ちになったのか、自分の感情と向き合いましょう。

 

  1. 「受け取らない」選択をする

相手からの悪意を、「受け取らない」という選択をすることもできます。これは、相手を許すという意味ではありません。ただ、相手の言葉を自分の心に響かせない、という選択です。

 

心のフィルターを持つ

悪意を受け取らないためには、心のフィルターを持つことが大切です。心のフィルターとは、自分にとって大切なもの、許せないもの、受け入れられないものを明確にすることです。

 

例えば、

  • 自分が大切にしている価値観を否定された
  • 人格を否定するような言葉を言われた
  • 暴力を受けた

このような場合は、心のフィルターを通して、悪意を受け流すようにしましょう。

 

自分を大切にする

悪意を受け取らないためには、自分を大切にすることが何よりも大切です。

  • 十分な睡眠と休息をとる
  • 好きなことをする
  • 信頼できる人に話を聞いてもらう

 

自分を心身ともに健康な状態に保つことで、悪意に対しても強くなることができます。

 

まとめ

悪意を受け取らない生き方は、簡単ではありません。しかし、心のフィルターを持つこと、自分を大切にすることによって、少しずつできるようになっていくはずです。

 

介護の仕事は、心身ともに負担が大きいものです。しかし、ご利用者様の笑顔や感謝の言葉は、何物にも代え難い喜びを与えてくれます。

 

悪意に囚われず、自分自身の心と身体を守りながら、ご利用者様の生活を支えていきたいと思っています。

 

読者の皆様へ

もし、あなたが悪意に悩んでいるなら、ぜひ一人にならないでください。周囲の人に助けを求めたり、専門家に相談したりすることも大切です。

 

あなたは一人ではありません。一緒に、悪意を受け取らない生き方を探していきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。