私は、老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。日々、入居者様の心身に寄り添い、生活支援を行う中で、ふと「自分自身のこと」を深く考えるようになりました。
自分を知ることの難しさ
入居者様の気持ちや行動を理解し、適切なケアを提供するためには、まず自分自身を理解することが大切だと考えています。しかし、自分自身の性格や価値観、過去の経験がどのように今の自分を作っているのか、正直、まだよく分かっていません。
例えば、私は入居者様に優しく接したいという気持ちは強いのですが、つい感情的になったり、自分の価値観を押し付けてしまうことがあります。
入居者様の言動に傷ついたり、イライラしたりすることもあります。そのような時、自分自身の心の奥底にある感情に気づき、適切に向き合うことが難しく感じます。
自分を知るための試み
自分自身を知るために、以下のような取り組みを始めました。
- 読書: 心理学や哲学に関する書籍を読むことで、人間の心や思考について理解を深めようとしています。
- 自己分析: 自分の性格や価値観、過去の経験を振り返り、自分自身を客観的に分析しようとしています。
- 同僚や友人との対話: 信頼できる同僚や友人と自分の考えや気持ちを共有し、客観的な意見を聞くことで、自分自身を新たな視点から捉えようとしています。
自分を知ることで入居者様を理解する
自分自身を理解することで、入居者様の気持ちや行動をより深く理解できるようになると考えています。
例えば、入居者様が怒りっぽくなっている場合、その背景には不安や孤独などの感情が隠れている可能性があります。自分自身の感情と向き合うことで、入居者様の感情にも共感しやすくなるでしょう。
介護士として成長するために
自分自身を理解することは、入居者様に質の高いケアを提供するために必要不可欠であると同時に、介護士として成長するためにも重要な要素だと考えています。今後も自分自身と向き合い、より良い介護士を目指していきたいと思います。
読者さんへ
このブログを読んでくださった方が、自分自身と向き合うきっかけとなれば幸いです。自分自身を知ることは、決して簡単ではありません。
しかし、その過程で得られる学びは、自分自身の成長だけでなく、周りの人とのより良い関係を築くためにも役立つでしょう。
介護士の皆さんへ
自分自身を理解することは、介護士にとって永遠の課題であると思います。同じ悩みを抱えている介護士の方がいれば、ぜひ一緒に考え、学び合っていきましょう。
終わりに
このブログを通して、自分自身を知る大切さについて考える機会になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。