私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。日々、ご利用者の方々の心身に寄り添い、充実した生活を送れるようサポートする仕事は、やりがいを感じると同時に、責任重大で、心身ともに大きな負担がかかることもあります。
そんな中で、「自分自身の心を知る時間を作る」ことが、介護士として、そして一個人として、より良い状態で仕事や生活を送るために非常に重要だと感じています。
しかし、忙しい毎日の中で、自分のために時間を作るのは難しいと感じる方も多いでしょう。
そこで、今回は、介護士が自分の心を知る時間を作るためのヒントをいくつかご紹介します。
- 1日の終わりに5分間の振り返り
1日の終わり、ほんの5分間でもいいので、今日1日あった出来事を振り返ってみましょう。
- どんなことがあったのか?
- どんな感情を感じたのか?
- 自分がどう対応したのか?
などを、ノートに書き出してみるのも良いでしょう。
- 好きなことをする時間を作る
仕事や家事の合間、少しでも好きなことをする時間を作ってみましょう。
- 音楽を聴く
- 読書をする
- 映画を見る
- 散歩をする
など、自分がリラックスできる方法を見つけてみてください。
- 誰かに話を聞いてもらう
家族や友人、同僚など、信頼できる人に話を聞いてもらうことも、自分の心を整理するのに役立ちます。
- 仕事での悩み
- 利用者の方との関わり
- 自分の感情
など、何でも話してみましょう。
- 専門家のサポートを受ける
一人で抱え込み、心がしんどいと感じたら、専門家のサポートを受けることも大切です。
など、さまざまな支援制度があります。
- 自然に触れる
公園や森林など、自然に触れる時間を意識的に作ってみましょう。
自然の風景や音、香りを感じることによって、心が落ち着き、リフレッシュすることができます。
- マインドフルネスを取り入れる
マインドフルネスとは、「今、ここ」に意識を集中する瞑想です。
呼吸に意識を集中したり、体の感覚に意識を向けたりすることで、心が落ち着き、ストレスを軽減することができます。
- 自分を大切にする
自分の心と体の声に耳を傾け、自分を大切にすることを忘れずに。
- 十分な睡眠をとる
- 栄養バランスの良い食事を摂る
- 適度な運動をする
など、基本的な生活習慣を整えることも大切です。
自分の心を知る時間を作ることは、決して自己中心的ではありません。
むしろ、自分自身の心身を整えることで、より質の高い介護を提供できるようになり、ご利用者の方々にも良い影響を与えることができます。
忙しい毎日の中で、つい自分自身を後回しにしてしまいがちですが、ぜひ意識的に自分の心と向き合う時間を作ってみてください。
あなたの心と体が健やかであることが、介護士として、そして一個人として、充実した人生を送るための第一歩です。
一緒に、心と体の健康を大切にしながら、介護の仕事に取り組んでいきましょう!
このブログは、あくまでも一例です。自分に合った方法を見つけて、無理なく継続することが大切です。
他の介護士と情報交換をするのも良いでしょう。
自分の心と向き合うことは、簡単なことではありません。しかし、継続することで、必ず良い変化が訪れます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。