kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

介護疲れのあなたへ

私は、老人ホームで介護士として働いています。

これまでに、多くの介護家族の方々と接してきました。

その中で、介護に疲れ果ててしまった家族の方を何人も見てきました。

 

介護は、肉体的にも精神的にも負担が大きいものです。

介護を続けていく中で、疲れやストレスが溜まり、介護疲れに陥ってしまうのは仕方のないことです。

 

介護疲れになった家族の方々は、以下のような悩みを抱えていることが多いです。

 

  • 介護が辛くて、もう続けられない
  • 介護で自分の生活が犠牲になっている
  • 介護のことで家族や友人との関係が悪化している
  • 介護のことでうつ病や不安障害などの精神疾患を発症している

 

介護疲れは、放っておくと介護者本人や要介護者の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、介護疲れを早期に発見し、適切な対策を講じることが大切です。

 

ここでは、介護疲れになった家族へのアドバイスをいくつかご紹介します。

 

自分の気持ちを認めましょう


介護疲れを感じている自分を責めないでください。介護は、誰でも必ず辛くなるものです。まずは、自分の気持ちを素直に認めましょう。

 

誰かに話を聞いてもらいましょう


介護の悩みを誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になることがあります。家族や友人、ケアマネジャー、地域包括支援センターのスタッフなど、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。

 

介護を少しでも楽にする工夫をしましょう


介護にかかる負担を減らすために、在宅介護サービスや便利グッズを活用しましょう。また、家族や友人に協力してもらうことも大切です。

 

介護施設への入居も検討しましょう


どうしても介護を続けることが難しい場合は、介護施設への入居も検討しましょう。

介護施設では、専門のスタッフが24時間体制で介護をしてくれるため、介護者の負担を大きく減らすことができます。

 

介護疲れは、一人で抱え込まず、周囲の人に相談することが大切です。適切な対策を講じることで、介護を続けるモチベーションを維持し、介護者も要介護者も笑顔で暮らすことができます。

 

具体的な対策例:

  • 介護を少しでも楽にする工夫
  • 家事代行サービスや訪問介護などの在宅介護サービスを利用する
  • トイレや入浴などの介助がしやすいように、住宅改修を行う
  • 介護用品や便利グッズを活用する
  • 介護の役割分担
  • 家族や友人に協力してもらい、介護の負担を分担する
  • 地域の介護サービスや活動を利用する
  • 自分の時間を確保する
  • 週に1回でもいいので、自分の時間を確保してリフレッシュする
  • 趣味やスポーツなど、気分転換になるようなことをする

介護施設への入居


どうしても介護を続けることが難しい場合は、介護施設への入居も検討する。


介護は、家族や友人の助けを借りて、

力を合わせて乗り越えていくものです。

 

一人で抱え込まず、周囲の人に相談しながら、介護を続けていきましょう。