kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

介護士が感じる老人ホームの課題、改善すればより良くなる

私は老人ホームで介護士として勤務しています。

入居者さんの方々の生活をサポートし、彼らができるだけ自分らしい暮らしを楽しめるように尽力しています。

 

しかし、日々の業務の中で、老人ホームには改善すべき課題がまだまだ存在すると感じています。今回は、介護士の立場から、私が感じる老人ホームの課題と、それが改善されればより良くなると考える点について話したいと思います。

 

人手不足による業務負担の増加


老人ホームで最も深刻な課題は、人手不足による業務負担の増加です。

入居者さんの数に比べて介護職員の数が不足しており、個々の入居者さんに十分な時間を割けない状況です。

 

その結果、入浴や排泄などの基本的な介護業務だけでなく、レクリエーションやイベントの運営、家族への対応など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。

 

人手不足が解消されれば、入居者さん一人ひとりに丁寧に対応でき、高品質な介護を提供できるようになるでしょう。

 

職員間のコミュニケーション不足


職員間のコミュニケーション不足も大きな問題です。

介護職員は24時間365日、入居者の生活を支えるために連携が必要です。

 

しかし、人手不足や業務負担の増加により、職員がストレスを抱えることが増えています。その結果、コミュニケーションが円滑に行かず、人間関係が悪化することがあります。職員間の良好な人間関係は業務の効率化やチームワーク向上に寄与し、入居者さんにも安心感を提供できます。

 

入居者さんの孤独感


さらに、入居者さんの孤独感も大きな問題です。

老人ホームに入居する多くの方は、家族や友人と離れて生活することになります。

このため、孤独感や疎外感を感じ、生きがいを見失うことがあります。

入居者さんの孤独感を軽減するためには、レクリエーションやイベントの充実、家族との交流を促進する取り組みが必要です。

 

介護施設の地域的な偏り


最後に、介護施設の地域的な偏りも問題です。

老人ホームの数や種類は地域によって大きく異なり、高齢者が住みたい場所に適切な施設がない場合があります。

 

この問題を解消するためには、地域ごとに介護施設を整備し、情報提供を充実させる必要があります。

 

まとめ

 

以上が私が感じる老人ホームの課題と、これらが改善されればより良くなると考える点です。これらの課題を解決することで、老人ホームは入居者さんにとってより快適な場所となり、介護職員もより充実した環境で働けるでしょう。

 

介護士として、今後もこれらの課題に取り組み、老人ホームの改善に尽力していきます。