kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

介護職が魅力的に見えない理由10選

私は、老人ホームで介護士として働く、「かいごの木」です。

 

介護の仕事はやりがいがあり、私自身もとても充実した日々を送っています。しかし、介護職はまだまだ社会的に認知されず、魅力的に見えない職業であることも事実です。

 

そこで、今回は、介護職が魅力的に見えない理由10選について、私の経験談を交えながらお話ししたいと思います。

 

1.給与や待遇が悪い

介護職の給与や待遇は、他の職業と比べて決して良いとは言えません。厚生労働省の調査によると、介護職の平均年収は300万円台前半となっており、一般的な会社員の平均年収よりも低い水準です。また、残業や夜勤も多く、労働時間が長いというデメリットもあります。

 

2.体力や精神力が求められる

介護職の仕事は、体力や精神力が求められます。入居者の身の回りの世話や介助を行うため、常に立ち仕事や重労働を強いられます。また、入居者の変化や死に直面するなど、精神的な負担も大きくなります。

 

3.やりがいが見えにくい

介護職のやりがいは、入居者の笑顔や感謝の言葉です。しかし、入居者の状態が悪化し、介護が難しくなると、やりがいを見いだせなくなることもあります。また、介護報酬の削減や人手不足などの問題により、介護職のモチベーションが下がってしまうことも少なくありません。

 

4.介護の知識や技術が必要

介護職には、専門的な知識や技術が必要です。入浴や排泄などの基本的な介助はもちろん、認知症や寝たきりなどの介護にも対応できるスキルが求められます。そのため、介護職を目指す際には、専門の学校や資格取得が必要です。

 

5.介護の仕事は孤独

介護職は、一人で行う仕事が多いのが特徴です。入居者の体調や変化を常に把握し、適切な介助を行うためには、一人で仕事をこなすスキルが求められます。そのため、孤独感やプレッシャーを感じてしまうことも少なくありません。

 

6.介護職は将来性が不安

介護職は、今後も需要が高まると予想されています。しかし、少子高齢化の進展により、介護職の労働力不足は深刻化しています。そのため、介護職の待遇や労働環境は、今後も改善されるかどうかが不透明です。

 

7.介護職はイメージが悪い

介護職は、汚れ仕事やきつい仕事というイメージが根強くあります。そのため、介護職を志望する若者が少なく、人手不足が深刻化しています。

 

8.介護職は女性が多い

介護職は、女性の割合が7割以上と、他の職業と比べて圧倒的に高い傾向にあります。そのため、男性が介護職を志望しても、偏見や差別を受けてしまう可能性もあります。

 

9.介護職はブラック企業が多い

介護業界には、ブラック企業と呼ばれる企業も少なくありません。残業や夜勤が多く、給与や待遇が悪いなどの問題があります。そのため、介護職を志望する際には、企業の評判を事前に調べておくことが重要です。

 

10.介護職は社会的地位が低い

介護職は、社会的地位が低い職業というイメージがあります。そのため、介護職を志望する際には、社会的偏見や差別に耐えられるだけの精神力が必要になります。

 

以上、介護職が魅力的に見えない理由10選について、私の経験談を交えながらお話ししました。

 

介護職は、やりがいがあり、人として成長できる素晴らしい職業です。しかし、その一方で、給与や待遇が悪い、体力や精神力が求められる、やりがいが見えにくいなどのデメリットもあります。

 

介護職を志望する際には、これらのデメリットを理解した上で、それでも介護の仕事にやりがいを感じられるかどうかを判断することが大切です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。