kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

介護士が伝えたい「あきらめる」ことの大切さ

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。

 

介護の仕事は、利用者さんの生活を支えることです。そのため、利用者さんができることを増やして、自立した生活を送れるように支援することが目標です。

 

しかし、介護の仕事は決して簡単なものではありません。利用者さんの体調や気持ちは日々変化し、その都度、新たな課題に直面します。そんなとき、私は「あきらめる」ことの大切さを学びました。

 

あきらめるとは、決して諦めることではない

「あきらめる」とは、決して諦めることではありません。それは、現実を受け入れて、次の一歩を踏み出すためのことです。

 

介護の仕事では、利用者さんの体力や認知機能が低下していくことに直面します。そのため、利用者さんが以前できていたことができなくなっていくことも少なくありません。

 

そんなとき、「あきらめる」ということは、利用者さんが元に戻らないことを受け入れるということです。そして、利用者さんが今の状態でもできることを見つけて、支援していくということです。

 

あきらめることで、利用者さんの笑顔が見えてくる

利用者さんが以前できていたことができなくなっても、できることは必ずあります。例えば、入浴や排泄の介助が難しくなった場合でも、一緒に過ごす時間や会話を楽しみにするなど、できることを見つけて支援していくことができます。

 

あきらめることで、利用者さんの笑顔が見えてきます。以前はできなかったことができたとき、利用者さんは大きな喜びを感じます。その喜びを一緒に分かち合うことで、介護士としてのやりがいを感じることができます。

 

あきらめることは、利用者さんとの信頼関係を築くためにも大切

介護士は、利用者さんとの信頼関係を築くことが大切です。利用者さんが介護士を信頼してくれることで、介護士の支援を受け入れやすくなります。

 

あきらめることは、利用者さんの気持ちを尊重することにつながります。利用者さんができることを無理に押し付けたりせず、利用者さんのペースに合わせて支援することで、利用者さんは安心して介護士に任せることができます。

 

あきらめることは、自分自身を守るためにも大切

介護の仕事は、利用者さんの人生を支える重要な仕事です。しかし、利用者さんの体調や気持ちの変化に常に寄り添い、支援していくことは、介護士にとって大きな負担になります。

 

あきらめることは、自分自身を守るためにも大切です。利用者さんの体力や認知機能が低下していくことを受け入れることで、介護士は無理をしすぎず、健康を維持することができます。

 

結論

介護の仕事は、決して簡単なものではありません。しかし、あきらめることを覚えることで、利用者さんの笑顔を守り、自分自身を守ることができます。

 

介護士の方はもちろん、介護に関心のある方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。