kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

喜びが高まると人は歌を歌う

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。

 

入居者の方々は、それぞれにさまざまな人生を歩んでこられ、さまざまな思いを抱えて暮らしています。そんな方々を支え、笑顔で過ごしていただくことを日々の仕事としています。

 

ある日、私は、入居者の一人であるヨウ子(仮名)さん(80)のことを思い出しました。ヨウ子さんは、元々は音楽教師をされていた方で、とても歌が上手でした。しかし、認知症が進行し、言葉が出にくくなったことで、歌を歌うことも難しくなっていきました。

 

そんなヨウ子さんですが、ある日、私が入居者の皆さんと一緒に歌を歌っていると、突然、口ずさみ始めました。それは、ヨウ子さんが昔からよく歌っていたという、懐かしい曲でした。

 

ヨウ子さんの歌声は、とても力強く、そして美しく響きました。入居者の皆さんも、ヨウ子さんの歌声に耳を傾け、笑顔で聞いていました。

 

私は、ヨウ子さんの歌声に、喜びを感じました。ヨウ子さんは、歌うことが好きで、歌うことで喜びを感じていた方なのだと思います。そして、その喜びが、歌声となって、私たちに伝わったのだと思います。

 

この経験から、私は、喜びが高まると人は歌を歌うのだということを学びました。喜びを感じると、人は自然と心が躍り、言葉では言い表せない感情を表現したくなるものです。そして、その感情を表現する手段として、歌は最適な方法なのではないでしょうか。

 

ヨウ子さんの歌声は、私にとって、とても大切な思い出です。その歌声は、私に、喜びの大切さ、そして、歌の力を教えてくれました。

 

私は、これからも、入居者の皆さんに喜びを感じていただけるような仕事をしていきたいと思っています。そして、その喜びが、歌となって、皆さんに伝わることを願っています。

 

喜びを歌に込めて

ヨウ子さんの歌声は、入居者の皆さんだけでなく、私にも大きな喜びを与えてくれました。ヨウ子さんの歌声は、私にとって、励ましであり、勇気であり、そして、希望の象徴です。

 

私は、ヨウ子さんの歌声をこれからも忘れずに、一人ひとりの入居者の皆さんに寄り添い、支えていきたいと思っています。そして、皆さんの喜びを、歌に込めて、多くの人に伝えていきたいと思っています。

 

最後に

このブログを読んでくださった皆さんも、ぜひ、ご自身の喜びを歌に込めてみてください。きっと、その歌声は、誰かの心を動かすことでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。