kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

自分の内側からの声にしっかり耳を傾ける

老人ホームで働く介護士として、日々さまざまな感情や状況に直面しています。時には喜びや感動に満ちた瞬間もありますが、一方で悲しみやストレスも感じることもあります。

 

私たちは日々、多くの人々と接し、彼らの生活に寄り添い、支えることを使命としています。しかし、その中で、自分自身の心と向き合うことを忘れてはいけません。

 

私たちは常に外側に向けて注意を払っています。入居者様やその家族とのコミュニケーションを円滑にし、彼らのニーズに応えるために努力します。しかし、私たちが自分の内側からの声に耳を傾けることを忘れてしまうと、バランスが崩れ、疲れやストレスが蓄積されてしまいます。

 

「自分の内側からの声」とは何でしょうか?

それは、自分の感情や直感、欲求、そして心の声です。時には忙しい日々の中で、この声を聞くことが難しく感じるかもしれません。しかし、それこそが私たちが心身ともに健康でバランスの取れた生活を送るために必要なことなのです。

 

自分の内側からの声に耳を傾けることは、自己認識を高め、自己成長を促進する上で重要です。これによって、自分自身の感情やニーズを理解し、適切に処理することができます。また、他の人々との関係も改善されます。自分が安定しているとき、他人にも安定感を与えることができるのです。

 

では、具体的にどのように自分の内側からの声に耳を傾けるのでしょうか?

 

まず、日々の生活の中で自分自身に時間を与えることが重要です。仕事や家族の世話に追われる中で、自分のための時間を持つことは至難の業かもしれませんが、それが必要です。朝の瞑想や夜のリラックスタイム、散歩や読書など、自分自身と向き合う時間を作りましょう。

 

次に、感情を認識し、受け入れることが大切です。時にはストレスや不安を感じることもありますが、それらの感情を無視したり抑圧したりすることは避けるべきです。その代わりに、その感情がなぜ起こったのかを理解し、適切に対処する方法を見つけましょう。

 

また、自分のニーズや欲求を無視しないことも重要です。自分自身を大切にすることは、他人を大切にするための基本です。疲れたときは休息を取り、ストレスを感じたときはストレス解消の方法を見つけましょう。

 

自分の内側からの声に真剣に耳を傾けることで、より意識的に生きることができます。自分が本当に求めていることや、本当に大切なことに気づくことができます。そして、それが私たちの生活に深い満足感と充実感をもたらすのです。

 

老人ホームで働く介護士として、私たちは常に他人のニーズに応えることに尽力します。しかし、その中で自分自身を見失わないようにするためにも、自分の内側からの声にしっかり耳を傾けることを忘れてはいけません。それが、健康で充実した人生を送るための鍵です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。