私は老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。
これまでに、多くの家族介護者の方々と関わってきました。その中で、家族介護は大変な仕事であり、介護者自身も心身ともに大きな負担がかかっていることを実感しています。
そこで、今回は家族介護をするうえで気持ちが楽になる3つの心構えについてお伝えしたいと思います。
- 自分を責めない
家族介護をしていると、どうしても自分を責めてしまうことがあります。例えば、
- 「もっと早く気づいてあげられなかった」
- 「もっといい介護をしてあげたかった」
- 「もっと一緒にいてあげたかった」
などです。しかし、自分を責めても何も変わりません。大切なのは、自分を責めずに、できることを精一杯やり遂げることなのです。
- 周囲の人に助けを求める
家族介護は一人ではやっていけないものです。周囲の人に助けを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。
- 家族や友人に協力をお願いする
- 介護サービスや福祉サービスを利用する
- 介護支援専門員に相談する
など、さまざまな方法があります。一人で抱え込まず、周囲の力を借りて、介護を乗り越えていきましょう。
- 自分なりの楽しみを見つける
家族介護をしていると、つい介護のことばかり考えてしまい、自分の時間がなくなってしまいがちです。しかし、自分なりの楽しみを見つけることは、心身をリフレッシュさせるためにとても大切です。
- 趣味を楽しむ
- 旅行に行く
- 友人と会う
など、自分なりの楽しみを見つけて、日々の生活にメリハリをつけましょう。
家族介護は大変な仕事ですが、介護者自身も元気でいなければ、本人の介護にも影響が出てしまいます。自分を大切にしながら、家族介護を続けていきましょう。
もし、家族介護で困ったことや悩みがあれば、一人で抱え込まず、ぜひ介護支援専門員や専門家に相談してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。