kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

同じことが起こっても受け取り次第、良くも悪くも自分次第

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。

 

仕事柄、日々さまざまな出来事に遭遇します。中には、嫌なことや理不尽なことも少なくありません。しかし、私はそうした出来事も、受け取り方次第で良くも悪くも変わるものだと思っています。

 

例えば、ある日、入居者の一人から「あなたは私の介護をしてくれていない」と言われたことがありました。その方は、認知症が進んでいて、自分のことをよく覚えていなかったのです。私は、その方の気持ちに寄り添い、丁寧に説明をしました。

 

すると、その方は「ありがとう。私が忘れていただけなんだね」と理解を示してくれました。

 

また、ある日、入居者の一人から「あなたは私の話を聞いてくれない」と言われたことがありました。その方は、孤独感や寂しさを感じていて、誰かに話を聞いてもらいたかったのです。

 

私は、その方のお話をじっくりと聞いて、共感の言葉をかけました。すると、その方は「あなたに話を聞いてもらって、気持ちが楽になった」と言ってくれました。

 

このように、同じ出来事でも、受け取り方次第で意味合いや結果が大きく変わってきます。嫌なことや理不尽なことがあっても、それをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉えることができれば、自分自身も周囲の人も幸せになれるのではないでしょうか。

 

では、どうすれば、同じ出来事をポジティブに捉えられるのでしょうか。

 

一つは、その出来事の意味を考えることです。その出来事が、自分にとって何を意味するのか、深く考えてみると、新たな気づきや学びを得られるかもしれません。

 

また、その出来事を他人事ではなく、自分のこととして捉えることも大切です。その出来事を他人事として捉えると、自分と関係のない出来事のように感じて、冷静に受け止めにくくなります。

 

しかし、自分のこととして捉えることができれば、より深く理解し、意味を見出すことができます。

 

最後に、その出来事を感謝の機会にすることです。嫌なことや理不尽なことがあっても、その出来事をきっかけに、自分や周囲の人の大切さに気づくことができるかもしれません。そのような出来事こそ、感謝の機会だと捉えることができれば、人生はより豊かなものになるでしょう。

 

私は、介護士として、日々さまざまな出来事に遭遇します。しかし、そうした出来事も、受け取り方次第で良くも悪くも変わるものだと思っています。私は、これからも、どんな出来事にもポジティブに向き合い、自分自身と周囲の人々を幸せにしていきたいと思っています。

 

このブログが、皆さんの人生を少しでも豊かにするきっかけになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。