kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

入居者から学ぶ人間らしい生き方

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。

入居者の方々は、それぞれに長い人生を歩んでこられた方々です。その中で、彼らから学んだ人間らしい生き方について、今日はお話ししたいと思います。

 

1.感謝の気持ちを忘れない

入居者の方々は、人生の節目節目に、多くの方々に支えられてきました。家族や友人、仕事仲間、地域の人々など、様々な方々に感謝の気持ちを忘れずに生きてきたのです。

 

ある入居者の方の話です。その方は、戦争で家族を亡くした経験をされていました。しかし、その悲しみを乗り越えて、一生懸命に生き抜いてこられました。その方は、いつもこう言っていました。

 

「私は、家族や友人、地域の人々に支えられて、ここまで生きてこられた。だから、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたい」

 

私たちも、入居者の方々のように、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいものです。

 

2.前向きに生きる

入居者の方々は、たとえ身体が不自由になったとしても、前向きに生きることを忘れません。彼らは、人生の経験から、何が大切なのかをよく知っています。

 

ある入居者の方の話です。その方は、認知症を患っていました。しかし、それでも、明るく前向きに生きていました。その方は、いつもこう言っていました。

 

「人生は、長く生きることが大切じゃない。いかに充実した人生を送るかが大切なんだ」

 

私たちも、入居者の方々のように、前向きに生きていきたいものです。

 

3.人とのつながりを大切にする

入居者の方々は、人とのつながりを大切にします。彼らは、人と関わることで、生きる喜びや生きがいを感じているのです。

 

ある入居者の方の話です。その方は、一人暮らしをしていました。しかし、介護士の私たちと関わるうちに、次第に明るさを取り戻していきました。その方は、いつもこう言っていました。

 

「皆さんと関わることで、生きる喜びを感じている。本当にありがとう」

 

私たちも、入居者の方々のように、人とのつながりを大切にしていきたいものです。

 

4.自分の人生を生きる

入居者の方々は、自分の人生を生きることを大切にします。彼らは、他人の目を気にすることなく、自分らしく生きることを貫いています。

 

ある入居者の方の話です。その方は、昔から着物が大好きでした。しかし、認知症が進んだことで、着物が着られなくなってしまいました。

 

しかし、その方は、諦めることなく、着物が着られるようにリハビリに励みました。そして、ついに、着物が着られるようになったのです。その方は、いつもこう言っていました。

 

「私は、着物が大好き。着物を着て、人生を謳歌したい」

 

私たちも、入居者の方々のように、自分の人生を生きていきたいものです。

 

5.人生は終わりではない

入居者の方々は、人生は終わりではないことを知っています。彼らは、人生の終わりに向けて、準備をしています。

 

ある入居者の方の話です。その方は、最期を迎える準備として、家族や友人に手紙を書いたり、遺言を残したりしていました。その方は、いつもこう言っていました。

 

「人生は終わりではない。死後も、家族や友人の心に生き続ける」

 

私たちも、入居者の方々のように、人生の終わりに向けて、準備をしていきたいものです。

 

まとめ

入居者の方々から学んだ人間らしい生き方について、お話ししてきました。彼らは、人生の経験から、何が大切なのかをよく知っています。私たちも、彼らから学び、人間らしい生き方をしていきたいものです。

 

読者へのメッセージ

あなたは、人生で何を大切にしていますか?

 

もし、あなたが迷っているなら、入居者の方々に聞いてみてください。彼らは、あなたに答えを教えてくれるでしょう。

 

入居者の方々は、私たちに、人間らしい生き方のヒントを与えてくれます。彼らの生き方を、ぜひ参考にしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。