kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

悩みを抱えるより眺める

私は、老人ホームで介護士として働いる「かいごの木」です。入居者の皆さんは、それぞれに悩みや不安を抱えています。

 

「孤独で寂しい」「体力が衰えて、何もできない」「家族に迷惑をかけている」

そんな言葉を、よく耳にします。

 

私は、そんな入居者の皆さんの気持ちに寄り添いたいと思っています。

しかし、寄り添うということは、悩みを一緒に抱えることではありません。

 

悩みを抱えることは、苦しいことです。悩みは、心を曇らせ、視界を狭くします。

そんな時に、悩みを一緒に抱えてしまうと、自分自身も悩んでしまいます。

 

それよりも、私は、悩みを眺めるようにしています。

悩みを眺めるとは、悩みを客観的に見るということです。

悩みは、あくまでも一人ひとりの主観です。

 

誰かが「孤独だ」と感じても、他の人は「孤独ではない」と感じるかもしれません。

悩みを眺めることで、その人の主観的な視点から離れ、より広い視野で悩みを見ることができます。

 

そうすることで、悩みを解決する糸口が見えてくるかもしれません。

例えば、入居者の一人が「孤独だ」と悩んでいたとします。

 

その場合、私は、その人の孤独感の原因を探ります。

家族と離れて暮らしていることが原因なのか、それとも、周囲との関わりが少ないことが原因なのか。

 

原因を探ることで、孤独感を解消するための方法が見えてきます。

家族と離れて暮らしている場合は、家族との交流を増やすための方法を考えます。

 

周囲との関わりが少ない場合は、新しい趣味を始めたり、ボランティア活動に参加したりするなどの方法を考えます。

 

もちろん、悩みを解決する方法は、必ずしも簡単ではありません。

しかし、悩みを眺めることで、解決への糸口を見つけることができるのです。

 

悩みを抱えるより眺める。

それは、悩みを解決するために、必要なことです。

悩みを抱えるばかりでは、苦しさから抜け出すことができません。

悩みを眺めることで、悩みを客観的に見て、解決への糸口を見つけましょう。

 

悩みを眺めるための3つのステップ

では、具体的に、どのように悩みを眺めればよいのでしょうか。

ここでは、悩みを眺めるための3つのステップをご紹介します。

 

  1. 悩みを言葉にする

まずは、悩みを言葉にしましょう。

悩みを言葉にすることで、自分の悩みが何なのか、明確になります。

また、言葉にすることで、悩みを客観的に見る視点を持つことができます。

 

  1. 悩みの原因を探る

次に、悩みの原因を探ります。

悩みの原因を探ることで、悩みを解決するための方法が見えてきます。

原因を探る際には、以下の質問を参考にしてみてください。

  • なぜ、その悩みを抱えているのか?
  • その悩みは、いつから抱えているのか?
  • その悩みは、誰に影響を与えているのか?

 

  1. 解決策を考える

最後に、解決策を考えます。

解決策を考える際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 現実的な解決策を考える
  • 自分一人で解決できる範囲の解決策を考える

悩みを解決するためには、現実的な解決策を考えることが大切です。

また、自分一人で解決できる範囲の解決策を考えることも大切です。

 

悩みを眺めることで、人生はもっと楽しくなる

悩みを抱えるばかりでは、人生はつまらないものになります。

しかし、悩みを眺めることで、人生はもっと楽しくなるはずです。

 

悩みを眺めることで、自分の視野が広がり、新しいことに挑戦する勇気が湧いてきます。

 

また、悩みを眺めることで、他人の気持ちに寄り添うことができるようになります。

悩みを抱えるのではなく、悩みを眺める。

それは、人生をもっと豊かにするために必要なことです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。