kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

やりたいことができる「自信貯金」貯まっていますか?

あなたは「自信」というものをどう捉えていますか?自信があると、さまざまなことに挑戦したり、新しい一歩を踏み出したりする力が湧いてきます。

 

一方で、自信を失うと、なかなか行動できず、躊躇してしまうこともあります。特に、介護の現場で働いていると、日々の忙しさや責任感の重さから自分の「自信」を見失いがちです。

 

そんな中で「自信貯金」という考え方を意識することが、私たちの生き方を大きく変えるかもしれません。

 

「自信貯金」って何?

「自信貯金」という言葉は少し珍しいかもしれませんが、これは文字通り、自分の中に「自信」を少しずつ貯めていくことを指します。

 

お金を貯金するように、日々の小さな成功や達成感、自己肯定感を積み重ねていくことで、心の中に「自信」という資源を蓄えることができるのです。

 

貯金と同じように、最初から大きな額を貯めるのは難しいかもしれません。ですが、小さな一歩一歩を積み重ねていけば、次第に大きな自信が築かれていきます。

 

これは、何か特別な成果を出す必要があるわけではなく、日常の些細な事柄でも構いません。

 

例えば、今日も笑顔で仕事に向かったことや、同僚に感謝の気持ちを伝えたことなど、どんなに小さなことでも積み上げていくことで、自分に対する信頼が少しずつ増していくのです。

 

自信を失う瞬間

私たち介護士は、日々たくさんの課題に直面します。入居者様の体調や感情に気を配りつつ、同僚とのコミュニケーションを保ち、時には家族とのやり取りも行います。

 

その中でミスをしてしまったり、思うようにいかないことがあると、自分を責めてしまうことがあります。そうした場面では、自信を失う瞬間も少なくないでしょう。

 

しかし、ここで重要なのは、自信を失った時にどう立ち直るかということです。

 

自信貯金がしっかり貯まっていると、その時の失敗に対して「今度はもっと上手くやれる」「これは成長のチャンスだ」と前向きに捉えることができます。

 

一方、もし自信貯金が少ないと、失敗が大きく感じられ、立ち直るのが難しくなります。だからこそ、日々少しずつ自信を積み上げていくことが大切なのです。

 

自信貯金の方法

では、どうすれば自信貯金を貯めることができるのでしょうか?いくつかのステップを紹介します。

 

  1. 小さな成功を認める

まずは、日々の小さな成功に気づき、それを認めることが大切です。介護の現場では、入居者様の笑顔やありがとうの言葉が一つの達成感となることもあります。

 

たとえば、「今日はスムーズに食事介助ができた」「利用者様に喜んでもらえた」といった、些細なことでもいいのです。それを意識的に振り返り、自己肯定感を育てていくことが、自信貯金の第一歩です。

 

  1. 挑戦を恐れない

自信をつけるためには、少しの勇気を持って新しいことに挑戦することも重要です。たとえ結果が上手くいかなくても、「挑戦した」という事実自体が自信に繋がります。

 

新しい技術を学ぶ、入居者様とのコミュニケーション方法を工夫する、さらには職場の改善提案をしてみるなど、小さな挑戦を重ねることで、次第に大きな自信を持つことができるようになります。

 

  1. ポジティブな自己対話を持つ

私たちは、つい自分に厳しい言葉をかけてしまいがちです。「あの時、もっとこうすればよかった」「自分はまだまだ足りない」など、否定的な自己対話が自信を削いでしまうことがあります。

 

逆に、少しでもできたことをポジティブに評価し、「よくやった」「次も頑張ろう」と自分を励ますことが大切です。日々の自己対話が、自信貯金を増やすカギとなります。

 

  1. 周囲からのフィードバックを受け入れる

介護の現場では、周囲からの評価やフィードバックも多くあります。

 

上司や同僚、さらには入居者様からの感謝の言葉やアドバイスを受け入れることも、自信を育む大切な要素です。

 

自分では気づかなかった長所や改善点に気づくことで、新たな自信を得ることができるでしょう。

 

やりたいことを実現するための「自信」

「やりたいこと」を実現するためには、まず自分自身を信じることが必要です。

 

自信がないと、「自分には無理だ」と感じ、挑戦する前に諦めてしまうこともあります。

 

しかし、自信貯金がしっかり貯まっていると、どんなに難しい目標でも「やれるかもしれない」「まずは一歩踏み出してみよう」という気持ちが湧いてきます。

 

私たち介護士にも、日々の業務の中でやりたいことや挑戦したいことがあるはずです。

 

たとえば、入居者様にもっと笑顔になってもらいたい、職場の雰囲気を良くしたい、さらには自分自身のスキルを向上させたいなど、目標は人それぞれです。

 

しかし、それを実現するためには、まず自分の「自信」を高めることが必要です。

 

自信貯金がもたらすメリット

自信貯金が貯まることで、さまざまなメリットが得られます。

 

例えば、仕事への意欲が増し、挑戦することに対する恐怖が減少します。自分に対しての肯定感が高まると、他人の評価に振り回されることも少なくなります。

 

また、周囲の人たちにも積極的に働きかけることができ、職場全体の雰囲気も向上するでしょう。

 

さらに、自信を持つことで、心の余裕が生まれます。これは、介護の仕事において非常に重要です。

 

入居者様に対しても、同僚に対しても、余裕のある心で接することで、思いやりや優しさが自然と伝わります。それは、入居者様との信頼関係を深め、より良いケアを提供するための土台となります。

 

まとめ

やりたいことを実現するためには、自信が不可欠です。

 

そして、その自信は一度に得られるものではなく、日々の小さな努力や成功を積み重ねることで少しずつ育まれていくものです。

 

自分自身を信じ、小さな成功を積み上げていくことで、心の中に「自信貯金」を増やしていきましょう。

 

その貯金が増えた時、きっとあなたは「やりたいこと」に向かって自然と一歩踏み出せる自分になっているはずです。毎日の些細な行動や気持ちの積み重ねが、未来の大きな自信へと繋がるのです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。