わたしは、老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。
介護の仕事を始めて19年目になりますが、これまでに10回以上は離職を考えたことがあります。
介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に大変な仕事でもあります。そのため、離職を考えてしまう瞬間は誰にでもあると思います。
そこで、今回はわたしが離職を考えた瞬間を20選ご紹介します。
- 夜勤で寝不足になった
夜勤は、介護職の宿命です。しかし、夜勤で寝不足になると、翌日の勤務がとてもつらくなります。
特に、利用者さんの夜間の排泄介助や、徘徊介助など、体力を使う介助があると、さらに疲れてしまいます。
- 利用者さんの暴言や暴力に遭った
介護職は、利用者さんの介助をするだけでなく、利用者さんの心身のケアも行う仕事です。
しかし、認知症の進行により、利用者さんから暴言や暴力を受けてしまうこともあります。
暴言や暴力を受けてしまうと、精神的に大きなダメージを受けます。
- 利用者さんの最期を目の当たりにした
介護職は、利用者さんの最期を看取る仕事でもあります。
利用者さんの最期は、介護士にとって大きな悲しみです。
特に、長く関わってきた利用者さんとの別れは、とても辛いものです。
- 利用者さんの家族からのクレームを受けた
介護職は、利用者さんの家族とも関わる仕事です。
しかし、利用者さんの家族からクレームを受けることもあります。
クレームを受けると、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
- 職場の人間関係が悪かった
介護職は、チームワークが必要な仕事です。
しかし、職場の人間関係が悪いと、仕事がやりづらくなります。
人間関係の悪化は、離職の原因の1つです。
- 給料が思ったより低かった
介護職は、体力を使う仕事にもかかわらず、給料が低いことが問題となっています。
給料が低いと、生活が苦しくなり、離職を考えてしまいます。
- 残業が増えた
介護職は、サービス残業が多い仕事です。
残業が多すぎると、仕事とプライベートの両立が難しくなり、離職を考えてしまいます。
- 有給休暇が思うように取得できなかった
介護職は、有給休暇が取得しにくい仕事です。
有給休暇が取得できないと、心身の疲れを癒すことができず、離職を考えてしまいます。
- スキルアップの機会がなかった
介護職は、常に新しい知識や技術を身につける必要があります。
しかし、スキルアップの機会がないと、仕事に行き詰まり、離職を考えてしまいます。
- キャリアアップの道が限られていた
介護職は、キャリアアップの道が限られていることが問題となっています。
キャリアアップの道が限られていると、やりがいを感じにくくなり、離職を考えてしまいます。
- 利用者さんの理解が得られなかった
介護職は、利用者さんの理解を得ることが大切です。
しかし、利用者さんの理解が得られないと、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
- 職場の設備や環境が劣悪だった
介護職は、利用者さんの生活を支える仕事です。
しかし、職場の設備や環境が劣悪だと、利用者さんの生活に支障をきたす可能性があります。
- 介護職の価値が社会に認められていなかった
介護職は、社会に必要不可欠な仕事です。
しかし、介護職の価値が社会に認められていないと感じると、モチベーションが下がってしまいます。
- 介護職の将来に不安があった
介護職は、少子高齢化の進展により、今後も需要が高まることが予想されます。
しかし、介護職の将来に不安があると、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
- 結婚や出産・育児などのライフイベントがあった
介護職は、体力を使う仕事です。
そのため、結婚や出産・育児などのライフイベントにより、仕事が難しくなると感じて、離職を考える人もいます。
まとめ
介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に大変な仕事でもあります。
そのため、離職を考えてしまう瞬間は誰にでもあると思います。
しかし、離職を決断する前に、一度立ち止まって考えてみることが大切です。
自分の気持ちと向き合い、本当に離職するべきか、それとも乗り越えるべきか、よく考えてみましょう。
また、離職を決断したとしても、後悔しないよう、しっかりと準備をすることも大切だと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。