私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。介護の仕事は、体力や精神力を必要とする、大変な仕事です。
そんな介護の仕事で、長く続けるためには、どのようなコツがあるのでしょうか。
私は、肩の力を抜くことが、仕事を長く続けるコツのひとつであると考えています。
肩の力を抜くとは、どういうことか
肩の力を抜くとは、文字通り、肩の筋肉をゆるめることではありません。
ここでいう肩の力とは、仕事に対して抱くプレッシャーや緊張感のことです。
介護の仕事は、入居者の方々の生活を支える、とても大切な仕事です。
そのため、どうしてもプレッシャーや緊張感を感じてしまい、ついつい肩に力が入ってしまうものです。
しかし、肩に力が入ってしまうと、仕事に集中できなくなり、ミスやトラブルの原因にもなってしまいます。
また、精神的にも疲労が溜まりやすくなり、仕事を続けるのが辛くなってしまいます。
肩の力を抜くための具体的な方法
では、どうすれば肩の力を抜くことができるのでしょうか。
具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 自分の仕事の範囲を決める
介護の仕事は、多岐にわたります。
そのため、自分の仕事の範囲を決め、それ以外のことは気にしないようにしましょう。
「自分ができることは、精一杯やる。それ以上は、誰かに任せる」という考え方を持つことが大切です。
- 自分の限界を認める
人間には、限界があります。
いくら頑張っても、すべてを完璧にこなすことはできません。
自分の限界を認め、無理をしないことも大切です。
- 自分を責めない
ミスをしてしまったときは、自分を責めずに、次に活かすようにしましょう。
ミスをしてしまったからといって、自分を否定する必要はありません。
肩の力を抜いて仕事を続けるメリット
肩の力を抜いて仕事を続けることで、以下のメリットがあります。
- 仕事に集中できるようになる
- ミスやトラブルが減る
- 精神的な疲労が溜まりにくくなる
- 仕事を続けるのが辛くなくなる
肩の力を抜いて仕事を続けることは、介護士として長く働くための、とても大切なことです。
ぜひ、肩の力を抜いて、仕事に取り組んでみてください。
肩の力を抜くための具体的なエピソード
私が、肩の力を抜く大切さを実感したエピソードがあります。
あるとき、入居者の方から、「お風呂に入れてもらえない」とクレームをいただいたことがありました。
私は、その入居者の方のお風呂の時間を、他の入居者の方よりも優先して調整しました。
しかし、その入居者の方から、「他の入居者の方より先にお風呂に入りたい」と、さらにクレームをいただいたのです。
私は、そのクレームを聞いて、とても落ち込みました。
「自分は、入居者の方のために、一生懸命やっているのに、なぜこんなことを言われるのだろう」と、自分を責めてしまいました。
そのとき、先輩から、「介護の仕事は、完璧にすることはできない。自分のできることを精一杯やって、それ以上は、誰かに任せるようにしよう」という言葉をかけられました。
先輩の言葉を聞いて、私は、自分の限界を認めることの大切さを学びました。
それからは、自分のできることを精一杯やり、それ以上は、誰かに任せるようにしました。
そうすることで、仕事に集中できるようになり、ミスやトラブルも減りました。
また、精神的な疲労も溜まりにくくなり、仕事を続けるのが辛くもなくなりました。
まとめ
仕事を長く続けるためには、肩の力を抜くことが大切です。
自分の仕事の範囲を決め、自分の限界を認め、自分を責めないようにしましょう。
肩の力を抜いて仕事を続けることで、仕事に集中できるようになり、ミスやトラブルが減り、精神的な疲労も溜まりにくくなります。
ぜひ、肩の力を抜いて、仕事に取り組んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。