kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

世の中を「介護者の目」で物事を見てみると?

今日は、「介護者の目を通すと世の中はどのように見えるのか」をお話したいと思います。

 

介護の仕事に就いてから、私は様々な人々と出会い、様々な経験をしてきました。

 

その中で、介護者の目を通して世の中を見ることで、今までとは全く異なる視点を得ることができたと感じています。

 

1.誰もがいつかは「老いる」

介護の仕事を通して、誰もがいつか必ず老いるということを強く意識するようになりました。

 

そして、老いは決して他人事ではなく、自分自身にもいずれ訪れるものであることを実感します。

 

介護者として、入居者様一人ひとりの人生に寄り添う中で、老後の生活がどのようなものなのかを具体的に想像することができます。

 

また、高齢者社会の課題や、介護制度の必要性についても深く考えるようになりました。

 

2.人間の「弱さ」と「強さ」

介護の仕事を通して、人間の「弱さ」と「強さ」を同時に目の当たりにします。

 

入居者様の中には、病気や障害によって、日常生活を送るのが困難な方もいらっしゃいます。

 

しかし、そんな中でも、決して希望を諦めずに、明るく前向きに生活している方も多くいらっしゃいます。

 

介護者として、入居者様の「弱さ」を受け止め、支えることはもちろん、「強さ」を引き出し、自立を支援することが重要だと考えています。

 

3.家族の大切さ

介護の仕事を通して、家族の大切さを改めて実感します。

 

入居者様の中には、家族との関係に悩みを抱えている方もいらっしゃいます。

 

しかし、家族の支えが、入所者様の生活にとっていかに重要であるかを目の当たりにします。

 

介護者として、入居者様と家族の架け橋となり、家族間のコミュニケーションを促進することが大切だと考えています。

 

4.社会の優しさ

介護の仕事を通して、社会の優しさに触れることがあります。

 

地域の方々によるボランティア活動や、企業からの寄付など、様々な形で介護を支えてくださっている方がいらっしゃいます。

 

こうした社会の優しさに感謝するとともに、自分も地域社会の一員として貢献していきたいという気持ちになります。

 

5.生きる意味

介護の仕事を通して、生きる意味について考えることがあります。

 

入居者様の中には、人生の終わりを迎える方もいらっしゃいます。

 

そんな時、入居者様の人生に少しでも寄り添い、支えることができたという経験は、私にとってかけがえのないものです。

 

介護者として、入居者様の「人生の終わり」を少しでも穏やかで充実したものにするために、できる限りのことをしていきたいと考えています。

 

おわりに

介護者の目を通して世の中を見ることは、決して楽なことではありません。

 

しかし、そこには多くの学びがあり、成長の機会があります。

 

私は、これからも介護の仕事を通して、自分自身を成長させ、より良い社会づくりに貢献していきたいと思っています。

 

このブログを通して、介護者の目を通して世の中を見ることの大切さを少しでも多くの方に知っていただければ幸いです。

 

また、介護という仕事に興味を持っている方々に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。