kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

あなたは、不安にすくみ行動できなくなることありませんか?

介護士として働く中で、不安やプレッシャーに押しつぶされそうになることはありませんか?

 

誰もが一度は経験することで、私自身も数えきれないほどそうした瞬間を体験してきました。

 

特に、介護の仕事は人命に関わることも多く、時に大きな責任感が重くのしかかってくるものです。そんな時、どうしても心がすくみ、思うように行動できなくなることがあります。

 

今日は、そんな不安に押しつぶされそうな時にどう向き合えば良いのか、そして再び行動に移せるようになるためのヒントについてお話ししたいと思います。

 

不安にすくむ瞬間とは

介護の現場では、一瞬の判断が入居者様の生活や健康に大きな影響を与えることがあります。

 

新人の頃は、特に「間違った判断をしたらどうしよう」「この対応で本当に正しいのか」と悩むことが多かったです。

 

経験を積んでからも、状況が複雑であればあるほど、不安がつきまとい、思わず立ち止まってしまうことがあります。

 

不安は、時に私たちの行動を制限します。例えば、新しい業務を任された時、緊急事態が発生した時、あるいは難しい入居者様への対応に戸惑う時など、さまざまな場面で不安に圧倒され、どうしても体が動かなくなることがあります。

 

しかし、その不安に長くとらわれ続けると、結果的に自分だけでなく、周りの人にも影響を与えることになります。

 

特に介護の現場では、私たちの対応一つで入居者様の安心感や信頼感が変わるため、行動に移す勇気が求められます。

 

不安と向き合うためのステップ

では、どうすれば不安に押しつぶされずに行動できるのでしょうか?ここでは、私が実際に実践している方法をいくつかご紹介します。

 

小さな一歩を踏み出す

不安にすくんでしまう時、多くの場合、問題が大きく感じられすぎて、全体像を考えすぎてしまうことがあります。

 

その結果、「何をすべきか」よりも「何が起こるか」に意識が向いてしまい、身動きが取れなくなるのです。そんな時は、あえて全体像を無視して、今できる小さな一歩に集中することが大切です。

 

たとえば、難しい入居者様への対応で悩んだ時、全体の解決策を一気に見つけようとするのではなく、まずは「今、この瞬間、何ができるか」を考えます。

 

小さなアクションを積み重ねることで、不安が少しずつ和らぎ、次第に全体を見渡せるようになります。

 

周囲のサポートを頼る

介護の仕事は、決して一人で抱え込むものではありません。チームで働くということは、他のスタッフと協力し合い、不安を共有しながら乗り越えていくことができるという強みがあります。

 

不安を感じた時は、自分一人で解決しようとせず、周囲に相談したりアドバイスを求めることが大切です。

 

実際、私自身も不安な時は同僚や上司に相談し、意見を聞くことで新しい視点や解決策が見えてくることが多いです。「相談するのは恥ずかしい」「自分で解決しなければ」という気持ちは捨てて、周りのサポートを積極的に活用しましょう。

 

自分を責めない

不安を感じること自体は、決して悪いことではありません。それは、あなたが真剣に仕事に向き合い、責任を感じている証拠です。

 

不安にすくんでしまう時、どうしても「自分はダメだ」「うまくできない」と自分を責めてしまいがちですが、そんな時こそ自分に優しくなることが大切です。

 

自分を責める代わりに、「不安を感じているのは、それだけ大切な仕事をしているからだ」と受け入れ、前向きに捉えるようにしましょう。自分を許すことで、心の重荷が少し軽くなり、次の行動に移しやすくなります。

 

行動することで見える世界

不安にすくんでしまった時、その不安に打ち勝つためには「行動する」ことが鍵です。最初の一歩を踏み出すことで、次のステップが見えてきます。

 

そして、行動することで、不安が少しずつ解消され、新たな自信が生まれるのです。

 

例えば、私はある日、特に難しい入居者様の対応に悩んでいました。毎回不安を感じ、どう対処すれば良いのか分からずにすくんでしまっていました。

 

しかし、同僚と話し合い、少しずつ対応策を試していくことで、次第にその入居者様との信頼関係が築けるようになりました。最初は小さな一歩でも、その積み重ねが大きな成果を生むことを実感しました。

 

さいごに

介護士として働いていると、不安にすくみ、思うように行動できなくなる瞬間が何度も訪れます。

 

しかし、その不安を乗り越え、行動に移すことで、新しい可能性が広がり、成長することができるのです。

 

もし今、あなたが不安に押しつぶされそうになっているなら、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。

 

そして、周囲のサポートを頼りながら、自分自身を責めずに、少しずつ前進していきましょう。あなたの勇気ある一歩が、次第に大きな自信と成果へと繋がっていくはずです。

 

不安を感じるのは、私たちが真剣に仕事に向き合っているからこそです。その気持ちを大切にしながら、介護士としてさらに豊かな人生を歩んでいきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。