kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

悩みの殆んどが、無駄であることに気づく

私は老人ホームで20年以上介護士として携わってきました。日々、入居者の方々と接し、彼らの生活を支えるお手伝いをしています。

 

介護の仕事は、決して楽ではありません。肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。入居者の方々の身体介助や排泄介助、食事介助など、様々なタスクをこなす必要があります。

 

また、入居者の方々は様々な悩みや不安を抱えています。それを聞き取り、寄り添い、解決に向けてサポートしていくことも、介護士の重要な仕事です。

 

介護の仕事における悩み

介護の仕事に携わっていると、様々な悩みを抱えることがあります。

 

  1. 入居者の方との関係性

入居者の方との関係性は、介護の仕事において最も重要な要素の一つです。しかし、入居者の方との関係を築くことは容易ではありません。

 

入居者の方々は、それぞれ異なる性格や価値観を持っています。また、認知症を患っている方も多く、コミュニケーションを取るのが難しい場合があります。

 

そのような方々と信頼関係を築き、良好な関係を維持していくためには、多くの時間と労力が必要です。

 

  1. 仕事の負担

介護の仕事は、肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。

入居者の方々の身体介助や排泄介助、食事介助など、様々なタスクをこなす必要があります。

 

また、入居者の方々の突発的な体調不良に対応しなければならないこともあります。

 

さらに、近年は介護職員不足が深刻化しており、1人の介護士が担当する入居者の方が増えています。そのため、1人あたりの負担が大きくなり、心身ともに疲弊してしまうことも少なくありません。

 

  1. 人間関係

介護の現場は、人間関係のトラブルも少なくありません。

入居者の方の家族との間で意見の食い違いが生じたり、同僚との間で軋轢が生じたりすることもあります。

 

人間関係のトラブルは、仕事へのモチベーションを低下させ、精神的な負担を増大させる可能性があります。

 

  1. 社会的な認知

介護士は、社会的に低いステータスと見なされることも少なくありません。

給与が低い、仕事が大変、社会的な地位が低いなどの理由から、介護士という仕事を選ぶことに抵抗を感じる人も多いようです。

 

このような社会的な認知は、介護士にとって大きなプレッシャーとなり、仕事へのモチベーションを低下させる可能性があります。

 

  1. 将来への不安

介護業界は、高齢化社会の進展に伴い、今後ますます成長していくことが予想されています。

 

しかし、介護職員不足や介護報酬の低迷など、様々な課題を抱えています。

 

このような状況下で、介護士として将来どのようなキャリアを築いていくことができるのか、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

 

悩みのほどんどが無駄であることに気づく

高齢者介護に携わって20年以上経ちますが、これまで様々な悩みを抱えてきました。しかし、最近になって、そのほとんどの悩みが無駄であることに気づきました。

 

  1. 過去は変えられない

過去に起こったことを悔やんだり、やり直したいと思っても、それはもう変えることはできません。

大切なのは、過去にとらわれず、今この瞬間を精一杯生きることです。

 

  1. 未来はわからない

未来は誰にもわかりません。

いくら心配しても、思い悩んでも、未来を変えることはできません。

大切なのは、今できることを精一杯やり、未来に備えることです。

 

  1. 他人は変えられない

他人を変えることはできません。

他人の言動や考え方を変えるよりも、自分がどう接するかを変える方が大切です。

 

  1. 自分を変えることはできる

自分自身を変えることはできます。

自分の考え方や行動を変えることで、世界の見え方や感じ方が変わります。

 

  1. 幸せは自分の心の中にある

幸せは、外から与えられるものではありません。

自分の心の中にあるものです。

 

感謝の気持ちを持ち、今この瞬間を大切にすれば、誰でも幸せを見つけることができます。

 

まとめ

介護の仕事は、決して楽ではありません。

しかし、入居者の方々と出会い、彼らの生活を支えるお手伝いをすることは、とてもやりがいのある仕事です。

 

介護の仕事で悩んでいる方は、ぜひ上記の考え方を参考にしてみてください。

 

きっと、心が軽くなり、前向きに仕事に取り組めるようになると思います。

このブログが、介護の仕事で悩んでいる方にとって、少しでも役に立てば幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。