介護の仕事は、入居者様とのコミュニケーションが非常に重要です。しかし、中には偉そうな態度で接してくる入居者様もいらっしゃいます。
そのような入居者様に対して、つい気を使ってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、必ずしもそうする必要はありません。
今回は、介護士として働く中で私が経験してきた、偉そうに言う人に気を使う必要はない理由3選についてお話したいと思います。
1.相手の態度に振り回されて自分の仕事が疎かになる
偉そうに言う人に対して気を使ってしまうと、つい相手のペースに巻き込まれてしまいがちです。そして、本来自分が行うべき仕事がおろそかになってしまうことがあります。
介護士の仕事は、入居者様の安全と健康を守るために非常に重要な仕事です。自分の仕事がおろそかになってしまうことは、入居者様にとっても、他の職員にとっても迷惑をかけることになります。
2.相手の態度が変わるわけではない
多くの場合、偉そうに言う人は、自分の思い通りにならないと気が済まない性格です。どんなに気を使って接しても、相手の態度が変わることは期待できません。
むしろ、気を使うことで相手が調子に乗ってしまう場合もあります。
3.自分の尊厳を守るためにも大切
介護士は、入居者様に対して尊厳を持って接する必要があります。しかし、偉そうに言う人に気を使うことは、自分の尊厳を下げることにもつながります。
自分の尊厳を守るためにも、毅然とした態度で接することが大切です。
偉そうに言う人への対処法
では、偉そうに言う人に対してどのように接すればよいのでしょうか。
以下に、私が実践している3つの方法をご紹介します。
- ハキハキと話す
偉そうに言う人は、相手が弱いとつけ上がる傾向があります。そのため、ハキハキと自分の意見を伝えることが大切です。
ただし、高圧的な態度にならないように注意しましょう。
- 必要以上に相手に合わせない
偉そうに言う人は、自分の思い通りになるまで相手にしつこく要求してくることがあります。しかし、必要以上に相手に合わせる必要はありません。
毅然とした態度で、自分の立場を明確に伝えましょう。
- 他の職員と連携する
一人で対応するのが難しい場合は、他の職員と連携して対応しましょう。
複数人で対応することで、相手も威圧感を感じ、態度を改める可能性があります。
おわりに
偉そうに言う人に対して気を使う必要は全くありません。自分の仕事に集中し、自分の尊厳を守るために毅然とした態度で接することが大切です。
もちろん、入居者様一人ひとりの事情や性格は様々です。今回紹介した方法は、あくまでも一例として参考にしてください。
介護の仕事は、入居者様との信頼関係を築くことが何よりも重要です。偉そうに言う人への対応も含めて、入居者様とのコミュニケーションを大切にしながら、仕事に取り組んでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。