kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

難しいことをこともなげにできる人、出来ない人

今日は、介護の現場で日々感じる「難しいことをこともなげにできる人」と「出来ない人」について、私の経験を交えながらお話したいと思います。

 

介護の仕事における「難しいこと」

介護の仕事は、決して楽ではありません。入居者様の身体介助はもちろん、認知症の方への対応、ご家族とのコミュニケーションなど、様々な困難に直面します。

 

例えば、車椅子での移動介助は、入居者様の体格や筋力に合わせて適切な方法で行う必要があり、ちょっとしたミスが大きな事故に繋がる可能性もあります。

 

また、認知症の方への対応は、入居者様の言動の意味を理解し、適切な言葉や態度で接することが求められますが、これが非常に難しいと感じることが多々あります。

 

さらに、ご家族とのコミュニケーションも重要です。入居者様の状態について説明したり、介護計画を一緒に立てたりする中で、ご家族の不安や不満に寄り添い、信頼関係を築いていくことが必要です。

 

「難しいこと」をこともなげにできる人の共通点

では、このような「難しいこと」をこともなげにできる人には、どのような共通点があるのでしょうか?

 

私の経験則では、主に以下の3つの点が挙げられます。

1.豊富な知識と経験

介護の仕事は、幅広い知識と経験が求められます。入居者様の病気や症状に関する知識はもちろん、介護技術やコミュニケーションスキル、法令遵守に関する知識なども必要です。

 

豊富な知識と経験を持つ人は、目の前の状況を冷静に判断し、適切な対応を取ることができます。また、過去の経験から得た教訓を活かし、同じ失敗を繰り返すことを防ぐこともできます。

 

2.高い学習意欲

介護の現場は常に新しい知識や技術が求められます。そのため、高い学習意欲を持ち、常に新しいことを学び続けることが重要です。

 

研修会や勉強会に積極的に参加したり、専門書籍を読んだりすることで、知識とスキルを磨き続けることができます。

 

3.入居者様への深い愛情

介護の仕事は、入居者様への深い愛情がなければ続けることはできません。入居者様の立場に立って考え、寄り添う気持ちを持ち続けることが大切です。

 

深い愛情を持つ人は、入居者様の些細な変化にも気付き、適切なケアを提供することができます。また、入居者様との信頼関係を築き、より良い介護を提供することができます。

 

「難しいこと」を克服するための方法

では、「難しいこと」が苦手な人は、どのように克服すればよいのでしょうか?

いくつか方法がありますが、特に重要なのは以下の2点です。

 

  • 先輩介護士に積極的に指導を受ける

介護の現場には、豊富な知識と経験を持つ先輩介護士がたくさんいます。困ったことがあれば、積極的に指導を受けるようにしましょう。

 

先輩介護士は、具体的なアドバイスや指導を通して、難しいことを克服するための方法を教えてくれます。

  • 日頃から勉強を怠らない

介護に関する書籍や資料を読んで、知識を増やすようにしましょう。また、研修会や勉強会にも積極的に参加し、最新の知識や技術を学ぶことが大切です。

 

日頃から勉強を積み重ねることで、難しいことへの理解を深め、克服することができます。

 

おわりに

介護の仕事は、決して楽ではありません。しかし、豊富な知識と経験、高い学習意欲、そして入居者様への深い愛情があれば、「難しいこと」をこともなげにできるようになります。

 

もし、あなたが「難しいこと」が苦手だと感じているなら、ぜひ今回紹介した方法を参考にしてみてください。

 

介護の仕事は、入居者様の生活を支え、人生を豊かにする素晴らしい仕事です。やりがいも大きいので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

介護士として

私は、介護士として働いていて良かったと心から思います。入居者様の笑顔を見たり、感謝の言葉をいただいたりすると、とてもやりがいを感じます。

 

これからも、入居者様一人ひとりに寄り添い、質の高い介護を提供できるよう、努力していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。