kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

高齢者が施設入居して困ったこと10選

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。

 

老人ホームで働いていると入居者さんからいろいろな相談を受けることがあります。その中から、多く聞かれる「入居して困ったこと10選」をご紹介します。

 

1.自分のペースで過ごせない

一人暮らしをしていたときは、自分の好きなように時間や行動を決めることができました。しかし、施設では、食事の時間や入浴の時間など、決められたスケジュールに沿って生活しなければなりません。

 

最初は、自分のペースで過ごせないことへのストレスを感じていたそうです。しかし、今では、施設の生活に慣れ、それほど気にならなくなってきたと言います。

 

2.自由に外出できない

一人暮らしをしていたときは、いつでも好きなときに外出することができました。しかし、施設では、外出する際には、必ずスタッフに連絡しなければなりません。

 

また、外出する時間や場所も、施設によって制限があります。

自由に外出できないことは、少し不便に感じています。しかし、安全面を考慮すると、仕方がない事と理解していただいております。

 

3.プライバシーが守られない

一人暮らしをしていたときは、自分の部屋は自分のテリトリーでした。しかし、施設では、他の入居者と部屋が隣り合っているため、プライバシーが守られないことがあります。

 

また、トイレやお風呂も、他の入居者と共用するため、気まずい思いをすることもあります。

 

プライバシーが守られないことは、少しストレスを感じます。しかし、施設では、入居者同士の交流も大切なことだと理解して頂いております。

 

4.自分の意見が通らない

一人暮らしをしていたときは、自分の意見を自由に言うことができました。しかし、施設では、スタッフの意見が優先されることがあります。

 

自分の意見が通らないことは、少し不満に感じています。しかし、スタッフは入居者の安全や健康を第一に考えているのだとも理解して頂いております。

 

5.他の入居者とうまく付き合えない

一人暮らしをしていたときは、自分の好きな人とだけ付き合うことができました。しかし、施設では、さまざまな性格や価値観を持った入居者と付き合わなければなりません。

 

最初は、他の入居者とうまく付き合えませんでした。しかし、時間をかけてコミュニケーションをとるように心がけ、今では、良い関係を築くことができています。

 

6.介護の質に差がある

施設によって、介護の質には差があります。良い施設では、入居者のニーズに合わせたきめ細かい介護を受けることができます。しかし、悪い施設では、入居者の人権を無視した介護が行われていることもあります。

 

施設を選ぶ際には、介護の質をしっかりと確認することが大切です。

 

7.費用がかかる

施設に入居するには、毎月、高額な費用がかかります。

施設の費用は、立地や設備、サービスの内容などによって異なります。費用を抑えたい場合は、公的介護保険を利用できる施設を選ぶとよいでしょう。

 

8.孤独を感じやすい

一人暮らしをしていたときは、常に誰かと一緒に過ごしていました。しかし、施設では、一人で過ごす時間も増えます。

 

孤独を感じやすい場合は、施設内での活動や外出を積極的に行うようにしましょう。また、家族や友人との交流も大切です。

 

9.体調を崩しやすい

施設では、さまざまな病気や障害を持った入居者が一緒に生活しています。そのため、感染症や病気のリスクが高くなります。

 

体調を崩しやすい場合は、予防接種や定期健診をきちんと受けるようにしましょう。また、自分の体調に注意し、無理をしないことも大切です。

 

10.施設を辞めたいと思ったことがある

施設に入居して、さまざまな困難に直面することもあるでしょう。そのときは、無理をせず、施設を辞めることも選択肢の一つです。

 

施設を辞める場合は、早めに施設に相談しましょう。

 

以上、高齢者が施設入居して困ったこと10選でした。

施設に入居する際には、これらの困難を事前に知っておくことで、よりスムーズに施設生活を送ることができるでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。