私は、老人ホームで介護士として働く「かいごの木」です。
この仕事を始めたのは、身寄りがない母親方の叔父が認知症になり、要介護になったことがきっかけでした。
私は、叔父の面倒を見るために、ヘルパー2級の資格を取得して、老人ホームで働きながら、知識得ることにしました。(後に、3年勤務し介護福祉士資格取得)
介護の仕事は、大変なことも多いですが、やりがいも大きい仕事です。入居者の方の笑顔を見たり、感謝の言葉をもらったりすると、本当に嬉しくなります。
しかし、介護の仕事は、心が折れやすい仕事でもあると感じています。特に、まじめな介護員ほど、心が壊れてしまうことが多いように思います。
どうして、まじめな介護員ほど心が壊れてしまうのか?
その理由は、いくつかあると思います。
1.理想と現実のギャップ
介護の仕事を始める前は、介護士は、入居者の方の生活を支え、笑顔に導く仕事だと思っていました。しかし、実際に働いてみると、介護の仕事は、それほど簡単なものではありませんでした。
入居者の方は、身体的にも精神的にも、さまざまな問題を抱えています。介護士は、そうした問題を解決するために、さまざまな方法を試さなければなりません。
しかし、入居者の方の状態は、なかなか改善しないことも少なくありません。そんなときに、理想と現実のギャップに苦しむ介護員は少なくありません。
2.仕事量の多さ
介護の仕事は、体力的にも精神的にも、負担が大きい仕事です。入居者の方の世話をするのは、もちろんのこと、事務作業やレクリエーションの企画・運営など、さまざまな業務をこなさなければなりません。
特に、入居者数が多ければ多いほど、仕事量は増えていきます。そんなときに、仕事量の多さに圧倒されて、心が疲弊してしまう介護員は少なくありません。
3.人間関係の悩み
介護の仕事は、チームワークが重要です。入居者の方のケアを円滑に進めるために、介護士同士の連携が欠かせません。
しかし、介護士同士の人間関係がうまくいかないと、仕事に支障をきたすこともあります。そんなときに、人間関係の悩みに苦しんで、心が壊れてしまう介護員は少なくありません。
まじめな介護員が心を壊さないために
まじめな介護員ほど、心が壊れてしまうのは、ある意味、仕方のないことかもしれません。しかし、そうならないために、できることはあると思います。
1.理想と現実のギャップを理解する
介護の仕事は、理想と現実のギャップに苦しむ仕事です。そのため、理想と現実のギャップを理解しておくことが大切です。
理想と現実のギャップを理解しておけば、理想通りにいかないことに対して、過度にストレスを感じることがなくなります。
2.仕事量をコントロールする
仕事量の多さに圧倒されないように、仕事量をコントロールすることが大切です。
仕事量をコントロールするためには、自分の限界を把握することが大切です。また、上司や同僚に相談して、助けてもらうことも大切です。
3.人間関係を良好に保つ
人間関係の悩みを解消するために、人間関係を良好に保つことが大切です。
人間関係を良好に保つためには、コミュニケーションを大切にすることが大切です。また、自分から積極的にコミュニケーションをとることも大切です。
介護の仕事は、大変なこともありますが、やりがいも大きい仕事です。まじめに仕事に取り組むことは大切ですが、自分の心の健康を守ることも大切です。
理想と現実のギャップを理解し、仕事量をコントロールし、人間関係を良好に保つことで、まじめな介護員が心を壊さないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。