kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

もし、人手不足の高齢者施設で火災が起こったら?

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。

 

2023年11月24日、午後2時頃、東京都内にある高齢者施設で火災が発生しました。この火災により、入所者1名が死亡し、3名が重傷を負いました。

 

この火災は、施設の厨房から出火したと考えられています。火災当時、施設にはスタッフが5名しかおらず、すぐに火を消すことができませんでした。また、施設の避難経路が狭く、入所者が避難するのに時間がかかりました。

この火災は、人手不足の高齢者施設における火災の危険性を改めて浮き彫りにしたものです。

 

私も老人ホームで働いている介護士として、自分が働いている施設も、人手不足だと実感しています。もし自分が働いている老人ホームで同様の火災が発生していたらと思うと他人ごとではありません。

 

人手不足の高齢者施設における火災の危険性

高齢者施設は、高齢者が安心して暮らせる場所であるべきです。しかし、近年、人手不足が深刻化しており、火災などの災害が発生した場合の対応が十分にできないという問題が指摘されています。

 

人手不足の高齢者施設における火災の危険性としては、以下のようなものが挙げられます。

 

初期消火が遅れる

火災が発生した場合、初期消火が早ければ早いほど被害を抑えることができます。しかし、人手不足の施設では、スタッフが少ないため、初期消火が遅れる可能性があります。

 

避難誘導が遅れる

火災が発生した場合、入所者を安全に避難させる必要があります。しかし、人手不足の施設では、スタッフが少ないため、避難誘導が遅れる可能性があります。

 

避難経路が狭い

火災が発生した場合、避難経路をスムーズに確保する必要があります。しかし、人手不足の施設では、避難経路が狭いなどの問題がある可能性があります。

 

人手不足の高齢者施設における対策

人手不足の高齢者施設における火災の危険性を減らすためには、以下の対策が必要です。

 

スタッフの増員

火災の初期消火や避難誘導を迅速に行うためには、スタッフの増員が必要です。

 

避難訓練の実施

入所者やスタッフに対して、避難訓練を実施し、万が一の際に迅速に避難できるようにしておくことが重要です。

 

避難経路の改善

避難経路が狭いなどの問題がある場合は、避難経路の改善を行い、安全に避難できるようにしておくことが重要です。

 

結論

高齢者施設は、高齢者が安心して暮らせる場所であるべきです。人手不足による火災の危険性を減らすために、政府や施設側は、必要な対策を講じていく必要があります。

 

また、私たち一人ひとりも、高齢者施設の火災の危険性について知っておき、万が一の際に備えておくことが大切だと考えています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。