kaigonoki’s diary

えがおの高齢者を増やす介護士

現在捨てられているものこそフォーカスする

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。入居者一人ひとりの人生や価値観を尊重し、その人らしい生活を送れるようにサポートすることを大切にしています。

そんな中で、私は、現在捨てられているものこそフォーカスする大切さに気づきました。

 

捨てられているものには、どんなものがあるでしょうか?

 

例えば、

  • 認知症によって忘れ去られた記憶
  • 体力が衰えてできなくなった趣味や仕事
  • 家族や友人との関係

などが挙げられます。

 

これらのものは、一見すると価値がないように思われるかもしれません。しかし、実は、その人にとってかけがえのないものです。

 

例えば、認知症によって忘れ去られた記憶は、その人の人生の一部です。その記憶を忘れ去られたことで、その人は、自分の人生を失ったような気持ちになるかもしれません。

 

また、体力が衰えてできなくなった趣味や仕事は、その人の生きがいやアイデンティティの源泉だったかもしれません。それを失うことで、その人は、生きる意味を見失ってしまうかもしれません。

 

さらに、家族や友人との関係は、その人の心の支えです。それを失うことで、その人は、孤独や寂しさを感じるかもしれません。

 

このように、現在捨てられているものには、その人にとってかけがえのない価値があるものです。

 

では、なぜ、そのようなものが捨てられているのでしょうか?

 

その理由は、いくつか考えられます。

  • 認知症や身体的な衰えによって、その価値に気づけなくなってしまっている
  • 社会の価値観や常識によって、その価値を否定されている
  • 本人や周囲の人が、その価値を忘れてしまっている

 

捨てられているものをいかにフォーカスするか

では、捨てられているものをいかにフォーカスすればよいのでしょうか?

 

その方法は、いくつかあります。

  • その人の話に耳を傾け、その人の価値観や生き方を知る
  • その人にとって大切なものを思い出し、再び取り戻すためのサポートをする
  • 社会の価値観や常識に疑問を持ち、その人にとっての価値を再定義する

 

具体的な例

例えば、認知症によって忘れ去られた記憶をフォーカスするためには、その人の家族や友人に話を聞いて、その人の人生や価値観を理解することが大切です。

 

また、認知症の進行を抑えるためのリハビリやケアによって、その人が自分の記憶を思い出すきっかけを提供することもできます。

 

また、体力が衰えてできなくなった趣味や仕事をフォーカスするためには、その人の体力や能力に合わせて、無理のない範囲で再開できるようなサポートをすることが大切です。また、家族や友人と一緒に趣味や仕事をすることで、その人の生きがいを維持する助けにもなります。

 

さらに、家族や友人との関係をフォーカスするためには、その人や家族・友人の悩みや不安に寄り添い、解決に向けてサポートすることが大切です。また、地域のコミュニティやボランティア団体と連携して、その人が新たな人と出会う機会を提供するのもよいでしょう。

 

まとめ

現在捨てられているものこそフォーカスすることで、その人にとってかけがえのない価値を再発見することができます。

 

介護士として、私は、一人ひとりの人生や価値観を尊重し、その人らしい生活を送れるようにサポートすることを大切にしています。そのためにも、捨てられているものをいかにフォーカスするかについて、常に考えていきたいと思います。

 

読者の皆さんへのメッセージ

もし、あなたが、自分の人生や価値観に迷いを感じているなら、一度、捨てられているものに目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

きっと、あなたにとってかけがえのない価値が、そこに見つかるはずです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。